- 著者:
- 阿刀田高
- 朗読:
- 福士秀樹
直木賞作家、阿刀田高の短篇集「夢判断」より、表題作を含め2作収録。現代人の深層心理を揺さぶる恐怖と笑いのミステリーを原文忠実に朗読しました。
オーディオブックのことなら名作・名著を文芸から一般・学術書まで提供することのは出版オーディオブック。日本の心シリーズ、文豪、時代小説など脳を健康にするオーディオブックを揃えています。
直木賞作家、阿刀田高の短篇集「夢判断」より、表題作を含め2作収録。現代人の深層心理を揺さぶる恐怖と笑いのミステリーを原文忠実に朗読しました。
直木賞作家、阿刀田高の短篇集「夢判断」より、2作収録。現代人の深層心理を揺さぶる恐怖と笑いのミステリーを原文忠実に朗読しました。
直木賞作家、阿刀田高の「書評嫌い」「小説家の工房から」「時差について」など、好奇心ゆたかに生きる〈知の旅〉と世界をへめぐる〈足の旅〉で構成する珠玉のエッセイ集。
家格の低い家から嫁ぎ、絶え間ない気苦労と夫への不信に揺れる毎日・・・ 江戸を舞台に女の哀切を描く佳編。(時代小説)
嫁いだ先で起きた変事——舅と嫁がゆるしあいゆく心の襞を描く佳編。(時代小説)
恵まれた日々をおくる女が、昔のおもい人の噂を耳に挟む。ふと会いに行ってみようかと思う・・・男と女の心がしみてくる佳編(時代小説)
夫が愛したのは、なんと、御殿ご寵愛の男、だった・・・ 女として、武家の妻として、揺れる心を描ききった佳編(時代小説)
夫が殺された。殺したのは夫の親友、その理由は金。残された妻の選んだ道は——(時代小説)
すべてプロの朗読により作品の持ち味を大切に、原文の省略はありません。
密偵のおまさはここに連れ込まれているに相違ない、なんとしても助け出したい平蔵だったが、いくら待っても応援が来ない。(時代小説)
瀬戸の小島の生徒数7人の小学校に赴任してきた青年は、病気で口がきけなくなっていた。「先生は口がきけんのか。機関車先生だ」—・・・涙なしでは聞けない名作。
結婚を控えた娘に、今は亡き夫との新婚時代を思い出す、さちえ。そのころは、自分が人並に幸せになどなれるわけがないと信じ込んでいた・・・ 温かい涙が溢れる佳作。
チヌを釣りながら亀次は考える。幼い頃から鈍いといじめられたが、一家の主となり、孫の顔も見れた、上出来だ・・・— 男が自分でも気付かずに背負ってきたモノを描く。
無気力に呑まれて公園にいた男が、投手が来なくて困っている草野球の選手たちに力を貸すことに。—じつは男は、昔、投手として甲子園を目指していたのだった・・・
美女と百日の間、鐘をつかない約束をした和尚さんの話、ききんの年に農民たちが書いた変な願い書の話など、川越とその周辺の古くから伝わる民話50編を選んで収録。ぬくもりある挿絵、大人にも子どもにも。
むかしむかし、戸田の荒川のほとりに、カッパにそっくりな男、金さんが住んでおったそうな。ある日金さんは、なんと本当のカッパをつり上げて・・・
深川の太物屋「伊豆屋」の長女おけいは、着物やかんざしよりも下駄がすきで、いつもはす向いの「下駄清」の彦爺いの仕事ぶりをながめていた。(時代小説)
深川芸者だったおりんは、今は大店のお内儀として幸せに暮らしていた。が、跡取り息子が惚れた相手は、吉原の振袖新造だった。(時代小説)
大工の女房お新は、何よりも絵を描くのが好きな女だった。赤ん坊や幼児の愛らしさが大評判になった。そのうち画集を出さないかという話まで持ち上がった・・・(時代小説)
信次は好き合っていたおてるの心変わりを知り、懐に匕首をしのばせて裏店を訪ねる。が、留守だった。帰りを待つうちに雪になり、近所の夫婦にさそわれる・・・(時代小説)