- 著者:
- 三浦哲郎
- 朗読:
- 深沢彩子
短篇集モザイクの表題作「わくらば」 北海道の山奥へ嫁ぐ娘を送る男の揺れる心を描く「やどろく」 佳作2編を収録。
オーディオブックのことなら名作・名著を文芸から一般・学術書まで提供することのは出版オーディオブック。日本の心シリーズ、文豪、時代小説など脳を健康にするオーディオブックを揃えています。
短篇集モザイクの表題作「わくらば」 北海道の山奥へ嫁ぐ娘を送る男の揺れる心を描く「やどろく」 佳作2編を収録。
大学生の私は、料亭「忍ぶ川」で志乃としりあった・・・ くり返し読み継がれていく名作。(第44回芥川賞受賞作品)
私は、どうしても志乃に話しておかなければならないことがあったが新婚の旅先で妻に語るべきことではないような気がして言い出しかねていた。 (「忍ぶ川」続編)
いせ婆さんは「これも神様のおぼしめしだえせ」が口癖になっていた・・・(おぼしめし) 温泉場で、巴は70才以上の老人客との「添い寝」を仕事にしていた・・・(そいね)
北陸の小さな旅館に母と息子の泊り客、息子は明日大本山に入門するという・・(とんかつ) 小桃は40歳近くなって初めて父親に会うことになった・・(じねんじょ)
北陸の小さな旅館に母と息子の泊り客、息子は明日大本山に入門するという・・(とんかつ) 小桃は40歳近くなって初めて父親に会うことになった・・(じねんじょ)
「自分が乗り物に弱いと思ってるから、すぐ酔っ払っちまうんだ。おめえが、自分に勇気がねえと思ってるから、いつまでも弱虫でいるみてえにな」座敷わらしペドロの言葉。
昭和35年芥川賞を受賞した、三浦哲郎の代表作。静かながらも熱い情感をたたえた珠玉の純愛短編。