- 著者:
- 山田風太郎
- 朗読:
- 野々宮卯妙
悲運の恋人たち、常識をはるかに超えた体質と能力から生まれる奇抜な術、そして無敵を誇ってきた忍者たちの非情な殺人トーナメント。
オーディオブックのことなら名作・名著を文芸から一般・学術書まで提供することのは出版オーディオブック。日本の心シリーズ、文豪、時代小説など脳を健康にするオーディオブックを揃えています。
悲運の恋人たち、常識をはるかに超えた体質と能力から生まれる奇抜な術、そして無敵を誇ってきた忍者たちの非情な殺人トーナメント。
商品紹介 慶長十九年四月、駿河城内―― 幕府草創期の徳川一族、幕府首脳のすべてが居並ぶ中で、大御所・徳川家康の口からおどろくべき一つの賭けの宣言が発せられた。 竹千代と国千代、いずれが三代将軍たるべき者か、伊賀のお幻一族… 続きを読む »
愛し合いまもなく結ばれるはずだった、伊賀のお幻の孫・朧と甲賀弾正の孫・弦之介は引き裂かれ、生か死かの非情の戦いに臨む・・!
「フフフフ、さようにうれしいか。それほど愉しいか――」 四百年の禁をとかれ、伊賀甲賀あい戦える日を迎ええたのが・・!!
伊賀甲賀の戦いの火蓋が切っておとされたことを知らない甲賀の若君・弦之介は、許婚の姫君・朧をたずねて伊賀の里をおとずれていた―
伊賀の忍5名が先を取って甲賀卍谷へすべりこんだ。しかし迎えるのも人であるかも疑われるような異能の手練ぞろいとくれば・・・?
貴方はこの一幕たえられるだろうか。目を背けても、血の匂いは耳から脳髄をふるわせる。———著者自ら忍法帖の代表作として推した傑作中の傑作!
三代将軍を決めあぐねた家康は、忍者に戦わせ甲賀伊賀の勝敗で決着をつける決断をした。――禁断の扉が開かれた。 ※この「完全版」は章ごとのものをまとめて全章収録したものです