- 著者:
- 市川栄一
- 朗読:
- 市川栄一
二人の強情っ張り(横浜市)お化けの住む寺(川崎市)建長寺のタヌキ和尚(鎌倉市)めおとギツネの魚泥棒(逗子市)年寄りの知恵は大切(横須賀市)ほか、全14話収録
オーディオブックのことなら名作・名著を文芸から一般・学術書まで提供することのは出版オーディオブック。日本の心シリーズ、文豪、時代小説など脳を健康にするオーディオブックを揃えています。
二人の強情っ張り(横浜市)お化けの住む寺(川崎市)建長寺のタヌキ和尚(鎌倉市)めおとギツネの魚泥棒(逗子市)年寄りの知恵は大切(横須賀市)ほか、全14話収録
お乳の出るようになる梅ヶ枝の井戸水、平家の官女がひっそり住んだお堂のそばのお牧梅、平将門のよろいを洗ったよろい沼…。民話の宝庫埼玉県のお話から50話を厳選。
江戸は深川の凧師の末松の家は、今日も凧作りに夢中な子供たちで賑やかだった。おゆいは、大好きなスイカの絵を描いた凧を大空に揚げたかった・・・
“椎名誠さんの本の挿絵”で名を知られる著者は、ヒマラヤの高峰なども登ったことのあるハードな登山家である。都会の排ガスにまみれた心にしみる山エッセイ。
日常にひそむファンタジーをあざやかに切り取った、大人のための都会の千一夜物語。優しさと哀しさと少々の毒がぴりりときいた、人生の機微をゆっくりとお味わいください。
はじまりは復讐からだった―—女と、その夫の異母弟、異母弟の母・・・ 暗い情動と、満ち足りたエロス。豊かな感性と深い洞察力に満ちた、官能の世界。
「決めてたんです…わたし、郷さんの娼婦になるって」25年ぶりに出会った男と女。奔流に押し流されるように逢瀬を重ねる二人。しかし・・・ 第35回谷崎潤一郎賞を受賞。
作者の幼年期・少年期を書いた自叙伝的な小説で昭和8年、同人雑誌「海豹」に発表された。太宰の第一創作集「晩年」の中心をなす処女作。
数多い作品の中で、太宰治が自らのために書いたといわれている本著は、内面的真実の精神的自叙伝とも評されている。昔読んだ方も、ぜひ、もう一度。
昔から語り継がれた民話23話を地元の商店が編纂したものです。楽しいお話と共にご当地出身の福士秀樹の語りで、地方の言葉の独特の響きをお楽しみください。
全国各地の「行きつけの店」。味は当然。決め手となるのは主人の人柄、従業員の働きぶり、客の質。つまりそこで上質な時間が過ごせるどうかー上質な大人になるための指南書
江戸の町のかたすみで、四季折々の風物をいつくしみながら、ひっそりと、けれど懸命に生きる人々の暮らしを、しっとりと描く佳作。(時代小説)
【袖時雨】袖に涙が落ちかかるのを、しぐれ(通り雨)にたとえていう語。(大辞林より) ・・作家であり、また、詩人であった作者の、叙情性あふれる佳作。
ガラスで出来たピエロの人形を拾った事から、トオルは病気のソウ君とその姉さんと友達になった。ソウ君を元気づけるためにトオルはホームランを打ちたかった・・・
双子の兄妹の純也と淑子。淑子が難しい病気にかかり、純也は母と二人で看病する毎日。 そんなある日、純也は都会の匂いをさせた野球の上手な少女と出会った・・・
廣代は、句会の席で自分を見つめる吉井の視線を感じていた。バネ指を患って、病院に行った廣代は、偶然中庭のベンチでパジャマ姿の吉井の姿をみかける・・・
あなたとともに生きて行きたいと願う倫子に、消防士の邦夫は「俺は、その時が来た時、躊躇うことがないように生きていたいんです」と、心を開こうとしなかった・・・
藩主の恩に報いるために「追腹」をせねばと覚悟した男。生きながらえるも・・・ 苦境に人の心を支えるものとは。第127回直木賞受賞 (時代小説)
立山連峰を望む北陸・富山市。少年の出会いと別れをいたち川のはるか上流に降るという蛍の大群の絢爛たる乱舞がつつむ・・・ 第78回 芥川龍之介賞受賞
いせ婆さんは「これも神様のおぼしめしだえせ」が口癖になっていた・・・(おぼしめし) 温泉場で、巴は70才以上の老人客との「添い寝」を仕事にしていた・・・(そいね)