- 著者:
- 岡本綺堂
- 朗読:
- 吉田健太郎
贔屓にしてくれるらしい花魁を無闇に断っている按摩に重ねて行き会った半七、訊くと「どうも気味が悪い」というのである・・・幕末の江戸を舞台に岡っ引きの半七親分が大活躍!
オーディオブックのことなら名作・名著を文芸から一般・学術書まで提供することのは出版オーディオブック。日本の心シリーズ、文豪、時代小説など脳を健康にするオーディオブックを揃えています。
贔屓にしてくれるらしい花魁を無闇に断っている按摩に重ねて行き会った半七、訊くと「どうも気味が悪い」というのである・・・幕末の江戸を舞台に岡っ引きの半七親分が大活躍!
「潮がくる」潮干狩で賑わう品川沖に影のように現れてきた奇怪な男が叫んだ。「颶風がくる。天狗が雲に乗ってくる」・・・幕末の江戸を舞台に岡っ引きの半七親分が大活躍!
半七老人の家に飾られている『報恩額』半七先生に贈る、としるされたりっぱな額。その額にはこんな事件が絡んでおりました・・・幕末の江戸を舞台に岡っ引きの半七親分が大活躍!
地名に名残をのこすのみとなった、神田柳原の堤。いろいろな怪異の伝のあるそこに、慶応初年夏には青い鬼女がでた・・・幕末の江戸を舞台に岡っ引きの半七親分が大活躍!
川崎大師参詣に出かけた庄五郎の死体が芝浦の沖に浮いた。庄五郎の妻お国に惚れていた平七が挙げられたと聞いた半七は・・幕末の江戸を舞台に岡っ引きの半七親分が大活躍!
葉茶屋菊園のひとり息子の玉太郎が行方知れずに。忠義者だと評判の乳母・お福に目をつけた半七だがそのお福も行方不明に・・幕末の江戸を舞台に岡っ引きの半七親分が大活躍!
半七のもとに横浜の異人殺しの一件が持ち込まれた。殺されたのは『菊人形の昔』で係り合いになったハリソン夫妻だった・・幕末の江戸を舞台に岡っ引きの半七親分が大活躍!
三代将軍を決めあぐねた家康は、忍者に戦わせ甲賀伊賀の勝敗で決着をつける決断をした。――禁断の扉が開かれた。 ※この「完全版」は章ごとのものをまとめて全章収録したものです
旧友の遺品を届けてくれた次郎吉に精一杯の礼をしたい左馬之助は、彼を荷車にのせ自ら引いて〔五鉄〕に行った。話を聞いた亭主三治郎は鯉の塩焼き軍鶏の臓物鍋と腕を振るった。
平蔵は役宅に戻ると当直の与力佐嶋忠介を呼び、久栄に「酒を出してくれ」と頼んだ。肴は〔五鉄〕の亭主が持ってきたかる鴨と、瓜もみ。「結構。瓜もみは佐嶋の大好物だ」
「怪談なんですよ」「フム、面白そうだな」「小永井の屋敷から、毎晩女の悲鳴が聞えるって、町内は大騒ぎですよ」屋敷に潜り込んだ平次が見たのは、井桁に縛られた半裸の娘。
下谷の徳蔵稲荷に連れ立って参詣する道の途中「八、あれをつけてみな」「ヘエー、あの美しい新造が曲者なんですかい。驚いたな」張り切って飛び出したガラッ八の首尾や如何に。
近江屋にあやかしがでる「お坊っちゃまの痩せ細るのを見ていると、お気の毒でお気の毒で」とすがる女中に、医者をたのめと平次が言うと「お嬢様の命を狙う者があるのでございます」
めったにない美い女が「悪者につけられています」と平次のもとにやってきた。主人から預けられた品を狙われているといって取り出したのは物々しく封印をされた豪華な手筺。
ときは明治、半七親分が語る江戸の捕物話。『お文の魂』『石燈籠』『勘平の死』『湯屋の二階』『お化け師匠』『半鐘の怪』『奥女中』『帯取りの池』『春の雪解』『広重と河獺』収録
雪の宵、越後屋佐吉の女房が殺された「相手が人間だか化け物だか知らないが、あんまり人を馬鹿にしたやり口だ」何としてでも女房の復讐を討ってくれと、佐吉は平次に頼み込んだ。
ときは明治、半七親分が語る江戸の捕物話。『朝顔屋敷』『猫騒動』『弁天娘』『山祝の夜』『鷹のゆくえ』『津の国屋』『三河万歳』『槍突き』『お照の父』『向島の寮』収録
ときは明治、半七親分が語る江戸の捕物話。『蝶合戦』『筆屋の娘』『鬼娘』『小女郎狐』『狐と僧』『女行者』『化け銀杏』『雪達磨』『熊の死骸』『あま酒売』収録
時代小説と言えば!捕物帳といえば!ご存知銭形の親分とガラッ八、罪を憎んで人を憎まぬ人情味あふれる大活躍、絶品の語り口でお楽しみください。『金色の処女』ほか二十話収録。
日本代表の合戦譚としての選書としては、著者ならではの戦も収録。全16作