- 著者:
- 池波正太郎
- 朗読:
- 安原義人
「鬼の平蔵」是に見参!!!!
オーディオブックのことなら名作・名著を文芸から一般・学術書まで提供することのは出版オーディオブック。日本の心シリーズ、文豪、時代小説など脳を健康にするオーディオブックを揃えています。
「鬼の平蔵」是に見参!!!!
旅の途上で半七は強盗殺人事件に遭遇。犯人は逃走するが騙されて関所を通した主従は…江戸のホームズ半七親分の大活躍を朗読で!
時は戦国時代、武田勝頼攻め込む長篠城の攻防戦の中、援軍を求め急使に向かった家康方鳥居強右衛門の出会ったことは・・・
白い蝶が何万匹と乱れ飛ぶ椿事に護摩を炊いていた尼の首なし死体が発見された!半七親分の大活躍を朗読で!
「舐め筆」で繁盛する筆屋の看板娘が毒殺された。なぜ?江戸を飛び出しての捕物の結末は?半七親分の大活躍を朗読で!
小女郎狐が五人の男を一度に殺した?半七親分が『御仕置例書』から抜書きした事件を語る異色譚を朗読で。
狩野探幽の鬼の絵が化け銀杏に奪われた?そこには女の幽霊も…江戸のホームズ・半七親分の活躍を朗読で!
貴方はこの一幕たえられるだろうか。目を背けても、血の匂いは耳から脳髄をふるわせる。———著者自ら忍法帖の代表作として推した傑作中の傑作!
「幕末を動かしたのは龍馬ではない。わたしは反薩長史観でやります。歴史は色んな見方がありますから、反対の見方を知っておいても損は無い。」偏った幕末ブームに一石投じる宣言からスタートした講義は、ペリー来航の様子へと滑らかに滑り出す。ペリー自身の執筆による日本遠征記録を紹介し、強引な初交渉の様子をリアルに語ります。
菊池寛がお気に入りの武将で、大阪夏の陣である程度描写しているにもかかわらず、唯一合戦ではなく武将をタイトルにした作品です。徳川家と真田家の因縁から始まり、大阪夏の陣までを描いています。
戦国時代の幕開けとなった合戦。「特に勇壮な場面や、華々しい情景には乏しい。活躍する人物にも英雄豪傑はいない」と冒頭にあるようにこの合戦に着目した著書は少ない。その合戦を日本の代表する合戦に入れた菊池寛の史観を端的に表した作品でもある。
戦国時代ではなく江戸時代初期の戦い。合戦というより一揆として現代歴史では扱われているが、合戦の妙を見つけ出して読み物にした作品である。
タイトルの山崎の合戦というとピンとこない方も多いかと思うが、「天下分け目の天王山」「洞ヶ峠を決め込む」という言葉が残る重要な合戦であった。
徳川家の天下統一と豊臣家滅亡となった合戦。どちら側に視点を置くのではなく、菊池寛が淡々と時代考証しているのが、特徴の作品。逆にその視点が時代を学ぶという点で非常にすぐれた作品になっている。
戦国時代でも最大規模の挟撃戦、信長最大の危機であり、秀吉の殿戦で有名な戦い。浅井の裏切りなど、それぞれの武将の心理描写に踏み込んだ作品となっている。
日本歴史上、新戦法による圧勝劇として残る戦い。当時西洋でもなかった新しい鉄砲による戦いによって信長が武田信玄を破った戦いである。
秀吉の天下統一の最終段階。関東を束ねていて、信玄、謙信でも落とせなかった北条家、小田原城を武力ではなく財力によって落とした戦いである。この戦より武将による合戦より補給が戦の分け目を反映する戦に変化していく。近現代の戦争に通じる合戦であった。
戦国時代ではなく南北朝時代。南朝方の楠木正行と足利尊氏の家臣高師直との間の戦いを考証している。楠木正成を知る良い作品となっている。
羽柴秀吉が柴田勝家を下し、豊臣秀吉となる秀吉の天下分け目の戦い。明智光秀の本能寺の変から天下の帰趨を決める合戦。賤ヶ岳七本槍の加藤清正や黒田官兵衛が台頭した合戦でもある。
日本史上最大の奇襲戦。信長の天下統一への第一歩となる戦い。2万5千を率いる今川家をわずか3000で壊滅させた戦いで、様々な小説が書かれているが、菊池寛らしくあくまでも時代考証に徹した、作品である。