寒椿

掲載日 ジャンル:

著者:
永井路子
朗読:
神谷尚武

「美しすぎ、利発すぎる」美雪は父の意に反して四郎に惹かれていた。「父がそう思おうと、私は嫌です。そうしろと言ったら、家を出ます」と言う美雪に四郎は・・・/歴史小説

樹影

掲載日 ジャンル:

著者:
永井路子
朗読:
神谷尚武

たまきの結婚生活は穏やかなものだったが、夫はたまきに興味が薄く、たまきは夫の考えていることがわからないでいた。そんななか、藩主の帰国にともなって国元に帰ることになったが・・・(時代小説)

夢十夜

掲載日 ジャンル:

著者:
夏目漱石
朗読:
小川道子

〈こんな夢を見た・・・ 〉  聴く10の不思議な夢の物語は味わい深く、奥深く、今また一味違う夢を見せてくれることでしょう。

本日順風

掲載日 ジャンル:

著者:
野田知佑
朗読:
堀英二

「バカバカしい、自分で考えろ!」ときに叱り飛ばし、ときに励まし、ときに笑い飛ばす。失敗しろ、愚行も良し、カヌーイスト野田の面目躍如、痛快!アウトドア人生相談。

白鷺

掲載日 ジャンル:

著者:
林芙美子
朗読:

〈花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき〉 うつくしく、なのに、いや、だからこそ踏みにじられ苦しむ花。つかれはてた女、そして男。慈しみを込めて描かれた端正な佳作。

水仙

掲載日 ジャンル:

著者:
林芙美子
朗読:
相本由美子

〈花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき〉 うつくしく、なのに、いや、だからこそ踏みにじられ苦しむ花。つかれはてた女、そして男。慈しみを込めて描かれた端正な佳作。

人の短篇集

掲載日 ジャンル:

著者:
原田宗典
朗読:
堀英二

調香師の妻から香ったその匂いは、調香師を深く傷つけた——  悲しい、嬉しい、面白い、楽しい、憎らしい、怖い、すべてがある。この掌編たちは、アナタのなかの一片たちなのだ。

海の短篇集

掲載日 ジャンル:

著者:
原田宗典
朗読:
堀英二

ホテルまで乗ったタクシーの運転手は“黒魔術に気をつけろ”と言った―— うつくしく、面白く、おそろしく、圧倒的で、つまり海そのものを切り取ったような、幻想的な掌編集。

渚にて

掲載日 ジャンル:

著者:
原田康子
朗読:
梶けいこ

男は自分の娘の「父親」に疑いを抱いてしまった・・・ 人生の深奥を見つめた、珠玉の一篇。

冬の月

掲載日 ジャンル:

著者:
原田康子
朗読:
梶けいこ

夫婦の日常を通じて語られる“老い”は・・・ 人生の深奥を見つめた、珠玉の一篇。

台風

掲載日 ジャンル:

著者:
藤原伊織
朗読:
堀英二

「あの人は夢ばっかり見てる人だった」「でも、でも私だって夢くらい見たっていいじゃない。それがどうしてこうなっちゃうの。私たちどこがまちがってたのよ」・・・

雪が降る

掲載日 ジャンル:

著者:
藤原伊織
朗読:
堀英二

志村秀明に、友人の息子・高橋道夫から「雪が降る」というタイトルのメールが届いた。そのメールを読んだ志村は、道夫に「すぐに会いたい」と連絡をとった・・・

菜穂子

掲載日 ジャンル:

著者:
堀辰雄
朗読:
梶けいこ

菜穂子は入院している高原のサナトリウムから抜けだした先で、幼なじみの都築明と再会してしまった・・・ 堀文学の到達点といわれる珠玉の一作。

風立ちぬ

掲載日 ジャンル:

著者:
堀辰雄
朗読:
橋本理恵

「風立ちぬ、いざ生きめやも」 死ぬこと。生きること。愛すること。 “私”は夏の高原で節子と出会い、愛しあう。駆け抜ける一瞬をとらえた堀辰雄の中期を代表する名作。

陽だまりのマスオさん

掲載日 ジャンル:

著者:
増岡弘
朗読:
増岡弘

四半世紀をこえサザエさんちの「マスオさん」の声であった著者の思い出、四方山話。素のその声は「マスオさん」に似ているよな、違っているような・・・ 贅沢な朗読本です。

わくらば・やどろく

掲載日 ジャンル:

著者:
三浦哲郎
朗読:
深沢彩子

短篇集モザイクの表題作「わくらば」 北海道の山奥へ嫁ぐ娘を送る男の揺れる心を描く「やどろく」 佳作2編を収録。

忍ぶ川

掲載日 ジャンル:

著者:
三浦哲郎
朗読:
小川道子

大学生の私は、料亭「忍ぶ川」で志乃としりあった・・・ くり返し読み継がれていく名作。(第44回芥川賞受賞作品)

初夜

掲載日 ジャンル:

著者:
三浦哲郎
朗読:
小川道子

私は、どうしても志乃に話しておかなければならないことがあったが新婚の旅先で妻に語るべきことではないような気がして言い出しかねていた。   (「忍ぶ川」続編)