雁の寺

掲載日 ジャンル:

著者:
水上勉
朗読:
堀英二

少年僧の孤独と凄惨な情念のたぎりを描き、直木賞に輝いた本作。人気の推理小説作家だった水上勉が、作家として「人間を描きたい」との思いから挑んだ挑戦の一作。

掲載日 ジャンル:

著者:
水上勉
朗読:
神﨑美和子

「一緒に死んでもらわんとどうもならん」 戦争で息子を失い、夫の死を恐れる老いた女・・ 墓地の口で生まれ、薪小屋で育ち、戦火に焼かれつつも小説を書いた著者による、秀作

胸のかおり/夜桜

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著者:
宮本輝
朗読:
堀英二

中堅工作機械メーカーの営業マンが、大口契約をまとめあげた帰りの寝台車。そこで目にしたこと、思い出すこと、思わずにはおれないこと・・・ ほろ苦くも印象的な、宮本輝初期の秀作。

津軽と青森の昔ばなし

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著者:
森勤商店編纂
朗読:
福士秀樹

昔から語り継がれた民話23話を地元の商店が編纂したものです。楽しいお話と共にご当地出身の福士秀樹の語りで、地方の言葉の独特の響きをお楽しみください。

行きつけの店

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著者:
山口瞳
朗読:
福士秀樹

全国各地の「行きつけの店」。味は当然。決め手となるのは主人の人柄、従業員の働きぶり、客の質。つまりそこで上質な時間が過ごせるどうかー上質な大人になるための指南書

私の気ままな老いじたく

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著者:
吉沢久子
朗読:
小川道子

―自分らしく元気に生きる― 「年をとるって、本当に面白い。見知らぬ自分に”はじめまして”と言いたくなってくる。」 (抜粋版)

花菖蒲

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著者:
梅本育子
朗読:
真伎美どり

江戸の町のかたすみで、四季折々の風物をいつくしみながら、ひっそりと、けれど懸命に生きる人々の暮らしを、しっとりと描く佳作。(時代小説)

袖時雨

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著者:
梅本育子
朗読:
真伎美どり

【袖時雨】袖に涙が落ちかかるのを、しぐれ(通り雨)にたとえていう語。(大辞林より)  ・・作家であり、また、詩人であった作者の、叙情性あふれる佳作。

熊の死骸

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著者:
岡本綺堂
朗読:
森沢幸

文明開化の空の下、新聞記者に半七老人が語る江戸の思い出話・・・話の妙味ははもとより、厳密な時代考証のうえに作者自身の体験が生身の厚みを加える。ーーおもしろい!

女行者

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著者:
岡本綺堂
朗読:
野々宮卯妙

文明開化の空の下、新聞記者に半七老人が語る江戸の思い出話・・・話の妙味ははもとより、厳密な時代考証のうえに作者自身の体験が生身の厚みを加える。ーーおもしろい!

張子の虎

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著者:
岡本綺堂
朗読:
窪田涼子

文明開化の空の下、新聞記者に半七老人が語る江戸の思い出話・・・話の妙味ははもとより、厳密な時代考証のうえに作者自身の体験が生身の厚みを加える。ーーおもしろい!

幽霊の観世物

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著者:
岡本綺堂
朗読:
窪田涼子

文明開化の空の下、新聞記者に半七老人が語る江戸の思い出話・・・話の妙味ははもとより、厳密な時代考証のうえに作者自身の体験が生身の厚みを加える。ーーおもしろい!

ぼくのボールが君に届けば

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著者:
伊集院静
朗読:
山田聰子

ガラスで出来たピエロの人形を拾った事から、トオルは病気のソウ君とその姉さんと友達になった。ソウ君を元気づけるためにトオルはホームランを打ちたかった・・・

どんまい

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著者:
伊集院静
朗読:
吉田みゆき

双子の兄妹の純也と淑子。淑子が難しい病気にかかり、純也は母と二人で看病する毎日。 そんなある日、純也は都会の匂いをさせた野球の上手な少女と出会った・・・

春泥

掲載日 ジャンル:

著者:
伊集院静
朗読:
梶けいこ

廣代は、句会の席で自分を見つめる吉井の視線を感じていた。バネ指を患って、病院に行った廣代は、偶然中庭のベンチでパジャマ姿の吉井の姿をみかける・・・

遅い春

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著者:
伊集院静
朗読:
堀英二

あなたとともに生きて行きたいと願う倫子に、消防士の邦夫は「俺は、その時が来た時、躊躇うことがないように生きていたいんです」と、心を開こうとしなかった・・・

生きる

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著者:
乙川優三郎
朗読:
神谷尚武

藩主の恩に報いるために「追腹」をせねばと覚悟した男。生きながらえるも・・・ 苦境に人の心を支えるものとは。第127回直木賞受賞  (時代小説)

足の裏

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著者:
夏樹静子
朗読:
福士秀樹

いったい「足の裏」って何だ。強盗事件によって、思いがけずにあぶりだされた格式ある寺院の秘密は・・・ 英・仏・スウェーデン語など広く訳されている作品です。

螢川

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著者:
宮本輝
朗読:
松谷染佳

立山連峰を望む北陸・富山市。少年の出会いと別れをいたち川のはるか上流に降るという蛍の大群の絢爛たる乱舞がつつむ・・・ 第78回 芥川龍之介賞受賞