- 著者:
- 北杜夫
- 朗読:
- 相原麻理衣
「ポルトガルの古い港で」「ドイツでは神妙に、そしてまた」「小雪降るエラスムスの街」「霧ふかいアントワープ」を収録。
オーディオブックのことなら名作・名著を文芸から一般・学術書まで提供することのは出版オーディオブック。日本の心シリーズ、文豪、時代小説など脳を健康にするオーディオブックを揃えています。
「ポルトガルの古い港で」「ドイツでは神妙に、そしてまた」「小雪降るエラスムスの街」「霧ふかいアントワープ」を収録。
「パリの床屋教授どの」「わが予言、崩壊す」「ゴマンとある名画のことなど」「盲腸とアレキサンドリア」が収録されています。
「海には数々の魔物が棲む」「本の話から船乗りのこと」「コロンボのカレー料理」「帰ってきた燕とマンボウ」「あとがき」収録。
「これは海だ/海というものだ/ああ その水は/塩分に満ちている」
湯ヶ島・天城峠を越えて下田に向かう旅を芸人一座と道連れになった、孤独に悩む少年の、淡い恋と人間的成長を旅情豊かに描く。
異国訪問者・竹内藤蔵召使 盗賊・鼠小僧次郎吉 医者・小島蕉園 元探検家・近藤重蔵 自由人・大野弁吉 豪商・浜口梧陵 が、登場。
[古代 日本の曙に輝く] 卑弥呼・古代日本の太陽 法均尼・国を救った愛国兄弟 小野小町・美貌という業 紫式部・権力批判の才女
[武士と生きる] 平時子・最後まで帝を守る 北条政子・夫婦別姓の祖 静御前・義経の妻として舞う 日野富子・男社会と戦った女将軍
悪名高い殷最後の王による「酒池肉林」や殷朝を倒した周の末期の醜態、「三舎を避く」の出展など面白い逸話がつめこまれています。
戦乱の時代、諸子百家も登場し生き方、考え方が混在した時代を三つのエピソードで紹介しています。
七雄が割拠する戦国時代の息を呑むような頭脳戦、始皇帝 政の生誕時の裏話、政の生母の逸話、秦躍進の裏の駆け引きが語られます。
史上初の中国統一を果たした始皇帝、度量衡の統一や焚書坑儒などで知られるその国造りの光と影、死、大帝国秦の崩壊が語られます。
項羽と劉邦の激突と漢の建国、高祖の死と後、そしてそれをみつめ文をなして後世に残した「史記」の作者が登場し結びをとなります。
中国の歴史をわかりやすくおさらいしたい、編集者自身の思い入れもあり尊敬する作家「陳舜臣」の作品を念願のオーディオブック化しました。
日本でもなじみの深い「枕中記」「郭翰と織女」「崑論奴」を収録。朗読は朗読家として呼び声の高い俳優 後藤敦さんが熱演です。
「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」ではじまるあまりにも有名な旅行記の古典、聞くと読むよりわかるのが不思議です。
「島村は私ではありません。男としての存在ですらないようで、ただ駒子をうつす鏡のようなもの、でしょうか。・・」川端文学の結晶
笑うに笑えないけれどやっぱり笑ってしまうブラックユーモアの逸品を「平行世界」に流し込まれるような絶妙なテンポで、どうぞ。
仕事を失うほどに一人の女に惚れぬいた男の、暗く深い、しかしあくまで純な心情。織田作之助の名作を岩崎さとこが情感をこめて朗読。
「歌を唄ひば愛の歌、愛の歌より歌はない、シヤラシヤラビンビン、歌はない…」童謡詩人として名高い野口雨情の詩情あふれる小品。