透明魚

掲載日 ジャンル:

著者:
阿刀田高
朗読:
平川正三

その女の肌は透き通るように白かった――「エスプリの小説」「人生の闇の断面がたくみに切りとらえられて、心を打つ」「宝石細工のような作品」第81回直木賞受賞・選評より

十五夜御用心

掲載日 ジャンル:

著者:
岡本綺堂
朗読:
にのみやみお

文明開化の空の下、新聞記者に半七老人が語る江戸の思い出話・・・話の妙味ははもとより、厳密な時代考証のうえに作者自身の体験が生身の厚みを加える。ーーおもしろい!

花あらし

掲載日 ジャンル:

著者:
阿刀田高
朗読:
阿刀田慶子

四十そこそこで逝ってしまった夫。墓参に訪れた夫の故郷の山で満開の桜のなか妻がみたものは―― 夫婦の絆が心にしみる印象的な短編小説。

しゃぼん玉

掲載日 ジャンル:

著者:
乃南アサ
朗読:
河野茉莉

かちりとスイッチが入れば、その時、目の前にいた者が馬鹿を見る。それだけだ――翔人は転落のあげく山奥に迷い込み、老婆に出会う。心理サスペンスの傑作にして再生の物語

掌の小説

掲載日 ジャンル:

著者:
川端康成
朗読:
松宮森乃

【スキマ時間に聞く文豪の世界】ノーベル賞受賞作家として世界に名高い川端康成の、この繊細な原文をそのまま堪能できるのは、日本にうまれた贅沢のひとつといえるだろう

お腹召しませ

掲載日 ジャンル:

著者:
浅田次郎
朗読:
平川正三

格好良くあるのにこしたことはないが、格好良いだけではこの世はなりたたぬうえに、どんなにか味気ないことであろうと思われる。幕末から明治維新を生きた6人の侍の物語。

月島慕情

掲載日 ジャンル:

著者:
浅田次郎
朗読:
大森ゆき/前田弘喜

「私はどうしても、この見知らぬ、歴史のなかに埋もれていったような人を書く」「それでも地味だ派手だということではなく、読者の方々は必ずわかってくださると思う」著者

受け月

掲載日 ジャンル:

著者:
伊集院静
朗読:
根本泰彦

つつましくキラリと光るものを持ち、かつ巧みに企まれた小傑作が七つも収められているのだから、これは立派な一冊と言わねばならない。(直木賞受賞受賞にあたっての選評より)

銭形平次捕物控 066 玉の輿の呪い

掲載日 ジャンル:

著者:
野村胡堂
朗読:
後藤敦

振られ男の徳松。義姉のお吉。継父の弥助。お菊殺しの下手人はつごう三人になりました。御用聞・三つ股の源吉も、さすがに三人も奉行所に送るわけにもいきません。

銭形平次捕物控 085 瓢箪供養

掲載日 ジャンル:

著者:
野村胡堂
朗読:
後藤敦

「あれが自殺だというんですかい、親分」驚くガラッ八。人間は、自分の頸を絞めて死んでしまってから、池へ上半身を突っ込むなんて器用なことが出来るはずもありません。

銭形平次捕物控 023 血潮と糠

掲載日 ジャンル:

著者:
野村胡堂
朗読:
後藤敦

平次は重大な謎を投げかけました。それを解けるのは、いつぞや平次が女房のお静に髭を当らせているのを見たガラッ八だけかもわかりません。

銭形平次捕物控 075 巾着切の娘

掲載日 ジャンル:

著者:
野村胡堂
朗読:
後藤敦

「相対死を助けて貰っても、一人死をさせちゃ、かえって不憫じゃございませんか、親分」娘の苦境に、彦兵衛は平次に乞い拝みます。男の一世一代の頼みでした。

銭形平次捕物控 082 お局お六

掲載日 ジャンル:

著者:
野村胡堂
朗読:
後藤敦

炎上する小屋、飛ぶ投げ銭。「男に心引かれたことのないお局のお六が、岡っ引きに癪の介抱をして貰ったばかりに――」平次に惹かれた女の運命や如何に。

質問 老いることはいやですか

掲載日 ジャンル:

著者:
落合恵子
朗読:
大森ゆき

誰しも必ず迎える「老いること」「死ぬこと」に前向きに取り組んだ、エッセイと「人生の先輩」との対談(山田洋次/谷川俊太郎/なかにし礼/笹本恒子/黒井千次)

おとなの始末

掲載日 ジャンル:

著者:
落合恵子
朗読:
大森ゆき

この人生を積極的に生ききるためにも、誰しも考えておかなければならない“人生の決着”のつけ方に、「どうかっこよく幕を引くか」をテーマに取り組んだ一書。

蒼空

掲載日 ジャンル:

著者:
阿刀田高
朗読:
平川正三

ある朝、ふと、通勤電車に乗らなかった――「エスプリの小説」「人生の闇の断面がたくみに切りとらえられて、心を打つ」「宝石細工のような作品」第81回直木賞受賞・選評より

白い歯

掲載日 ジャンル:

著者:
阿刀田高
朗読:
平川正三

妻の則子は、どこか変っている――「エスプリの小説」「人生の闇の断面がたくみに切りとらえられて、心を打つ」「宝石細工のような作品」第81回直木賞受賞・選評より

狂暴なライオン

掲載日 ジャンル:

著者:
阿刀田高
朗読:
平川正三

恋は狂暴すぎる、と思う昭子は――「エスプリの小説」「人生の闇の断面がたくみに切りとらえられて、心を打つ」「宝石細工のような作品」第81回直木賞受賞・選評より

縄ー編集者への手紙ー

掲載日 ジャンル:

著者:
阿刀田高
朗読:
平川正三

行方を晦ませた作家から手紙が届いた――「エスプリの小説」「人生の闇の断面がたくみに切りとらえられて、心を打つ」「宝石細工のような作品」第81回直木賞受賞・選評より