朗読時間 55分
CD枚数 1枚組
平蔵が目黒不動での詣でを済まし、帰る途中で俄雨に降られたので
廃屋となった家に雨宿りで入り込むと、そこには人の住んでいる形跡があった。
怪しんでいると、そこに人が入り込んできた。
平蔵はとっさに身を隠したが、入ってきた者の声に聞き覚えがあった。
間違いなく同心の細川峯太郎である。
しかも女連れのようである。細川峯太郎は濡れた着物を脱ぎ、その場で女と事に及ぼうとしていた。
平蔵は苦笑しつつも身を潜めていると、今度はこの廃屋の住人とおぼしき浪人が入ってきて、細川峯太郎を気絶させてしまう。
ここに来て平蔵は浪人を外に出して押さえ込みにかかったが、浪人を押さえて戻ると既に細川峯太郎は女と供に消えていたが、細川峯太郎は下帯を残していたのだった・・・。
朗読時間 131分
CD枚数 2枚組
平蔵と忠吾が京を見物している折りに、助けをもとめるおよねという女と出会う。
およねは出雲屋丹兵衛に勤める女中であった。
およねを追っていたのが、猫鳥の伝次郎という高津の玄丹の手下であった。
この伝次郎を見かけた牛滝の紋次は、牛滝の紋次は平蔵にやられた仲間の敵討ちをとりたいと言い出す。。
紋次は高津の玄丹経由で白子の菊右衛門に平蔵の殺害を依頼する。
しかし、菊右衛門は中村宗仙の一件以来、平蔵びいきになっていた。
一方、およねを執拗に探し回る高津の玄丹の一味。
およねを奈良に送る途中襲われ、平蔵は九死に一生を得る・・・。
朗読時間 85分
CD枚数 2枚組
九平は故郷を見た先で、長谷川平蔵宣以を殺そうと言っている連中を見かける。
表向きは居酒屋〔芋酒・加賀や〕の亭主である九平だが、ひとりばたらきの〔鷺原の九平〕という盗賊でもある。
芋酒・加賀やの評判を聞きつけた平蔵がふらりと店に入った。
店の中でのやりとりで、平蔵をすっかり気に入ってしまった九平は、この平蔵のあとをつけてしまう。
つけていたことがばれてしまい、恐ろしくなってしまった九平はしばらく身を隠していた・・・。
九平が見かけた連中は、網切の甚五郎の手下であることが判明した。その頃、平蔵は危険な状態に置かれていた・・・。
朗読時間 51分
CD枚数 1枚組
朗読時間 49分
CD枚数 1枚組