朗読時間 75分
CD枚数 1枚組
主人公の佐藤乙松は北海道のローカル線「幌舞線」の終点駅・幌舞駅の駅長をしていた。
生まれたばかりの一人娘を亡くし、最愛の妻にも先立たれたた彼は孤独な私生活を送るながらも勤めていた。
長年勤めてきた幌舞線が廃止を迎えようとしていた。
そして彼も定年退職の年だった。
雪の降る正月、彼の前に一人の少女が現れた。
正月なので都会から帰ってきたと言うが・・・。
(あさだ じろう、1951年(昭和26年)12月13日 - 、本名・岩戸康次郎)は、日本の小説家。血液型はA型。日本ペンクラブ元会長。
陸上自衛隊に入隊、除隊後はアパレル業界など様々な職につきながら投稿生活を続け、1991年、『とられてたまるか!』でデビュー。悪漢小説作品を経て、『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、『鉄道員』で直木賞を受賞。時代小説の他に『蒼穹の昴』、『中原の虹』などの清朝末期の歴史小説も含め、映画化、テレビ化された作品も多い。
2011年 - 2017年日本ペンクラブ会長。2013年現在、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞選考委員。
この著者のその他の作品
「月島慕情」
「プリズンホテルシリーズ」
「壬生義士伝」
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