朗読時間 786分
CD枚数 14枚組
実業家の次男である主人公の長井代助は、帝国大学卒業後も定職にはつかず父の金で優雅に生活をしていた。
そこへ大学時代の親友、平岡が京都から三年ぶりに帰京したので久しぶりに会うことになった。
平岡の部下が公金500円程を使い込んでしまい、その責任を負わされ辞職させられてしまったという。
平岡は「兄さんの会社にツテはないか」と代助にたずねる。
数日後、挨拶に来た平岡の妻の三千代に再開する。
三年前に結婚祝いとして三千代に贈った指輪を今もしていることに気がつく・・・。