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誘拐されそうになっているところを助けてもらうが・・・

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薄闇の桜

著者 永井路子

朗読 神谷尚武

朗読時間 40分
CD枚数 1枚組

¥3300円

あらすじ

呉服屋の波奈屋の娘で10歳のいとは、誘拐されそうになっている所を、50歳に近い、背の高い男に助けてもらった。
鼻っ柱の強いいとは、自分は誘拐されそうになったわけではないと言い張り、「そんなら、あんただって、あいつとしめしあわせて、助けるふりして、どこかへ連れてゆくつもりかもわかんないじゃない」という。

いとは負けん気が強く、頭の回転が早い少女だった。
荻水先生という男と親しくなり、いとは時折荻水の家へ遊びに行くようになる。

ある時、荻水は習字のお手本を書いていたので、先生らしい仕事をしていると言うと、荻水は不思議なことを言いだす・・・。

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数々の作品が賞を受賞している作家。

代表作は52回直木賞を受賞した『炎環』

おもな受賞歴
1964年 - 『炎環』で第52回直木賞
1982年 - 『氷輪』で第21回女流文学賞
1984年 - 第32回菊池寛賞、第33回神奈川文化賞
1988年 - 『雲と風と』ほかで第22回吉川英治文学賞


この著者のその他の作品

樹影
寒椿
薄闇の桜
角のない牛
かくれみの
春の狐

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御宿かわせみシリーズ
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