朗読時間 604分
CD枚数 9枚組
関東桜会総長の相良直吉の葬儀から物語がはじまる。
関東桜会総長相良直吉が亡くなった。
極道小説家の木戸孝之介は叔父の木戸仲叔父仲蔵のツテを頼って取材をすることになり再び「プリズンホテル」へ。
そこには前回同様個性豊かで複雑な感情を抱く宿泊客と、警視庁青山警察署が慰安旅行に来ていた・・・。
一泊二日の大騒動!
敵対する警察と任侠団体にまたもや登場する個性豊かなワケあり宿泊客達。
一晩の間に起こる人生ドラマが秋を舞台に再び涙と笑いを呼び起こす!
浅田次郎お得意の任侠シリーズでヤクザが経営するホテルを舞台に個性が強すぎる登場人物と深い事情を抱えた宿泊客が巻き起こす様々な問題を笑いあり、涙ありの構成で描かれている。
1991年、『とられてたまるか!』でデビュー。悪漢小説作品を経て、『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、『鉄道員』で直木賞を受賞。時代小説の他に『蒼穹の昴』、『中原の虹』などの清朝末期の歴史小説も含め、映画化、テレビ化された作品も多い。
2011年 - 2017年日本ペンクラブ会長。2013年現在、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞選考委員。
この著者のその他の作品
「月島慕情」
「お腹召しませ」
「壬生義士伝」
「鉄道員」
「シューシャインボーイ」
「ひなまつり」
「遺影」
「聖夜の肖像」
「雛の花」
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